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顧問の独り言 2020年12月号

「寒空でも充実。」ー顧問会議、TRM、リーグ戦ー

2020年もあと数時間で終わる。例年以上に静かな年越しという気もするがいろいろあった今年だからこそ、今日のうちにUPしなくては!と使命感だけでキーボードに向かう。ちなみにテレビは紅白。嵐、ひとまずお疲れ様でした。YOASOBI、また聴きたいです。

12月4日、2学期最後の定期試験中に顧問会議が行われた。新年早々の新人戦抽選を兼ねる、この会議。まず冒頭で永井委員長から東海地区予選の振り返りを話せとリクエスト。委員長に言われたら話さないわけにいかない。頭をよぎるのはやはり予選トーナメントから時間をかけて取り組むことができている愛知各校の熱戦に加えてチーム数に対する誇り、そして3年ぶりだった東海地区予選での部員の奮闘。応援してくださった各高校の先生方に御礼を申し上げてご挨拶とさせていただいた。さて、新人戦はシードにより4決めの試合から出場となる。どこと当たろうとも大幅にメンバーが変わる以上苦戦もやむなし。だが現部員のやる気も私には十分伝わっている。残す時間は僅かだができることを一つずつ積み上げて、私たちらしいチャレンジをしていこう。
12日は試験明け直後だが静岡御殿場ウサギ島へ。実施回避の可能性も薄々予想していた中、今年度も東海リーガファイナルが催された。今回も(株)ssbeeの脇田さんが東奔西走で実施にこぎつけてくださった。心から感謝である。グランドに揃った6チーム中、愛知から4チーム。その中で同朋高校と愛知東邦大学との対戦機会があった。練習参加している3年生の力も借りつつ、全員の出場機会を作ることも出来た。また、東邦大で頑張っているOGななか、なつきとも談笑。二人とも元気そうで何よりであった。
翌13日にはこれまた久しぶりのPNFC講習。初の屋外開催となったが、いつもより広い空間で自主的に体をいじめ抜いた。あくまでも自主的である笑。冬場のメニューに多くのヒントをいただく貴重な機会となった。またステトレについても継続していきたいヒントが多数。これから頑張っていくしかないねと部員一同、気の引き締まる思いである。
16日に卒業アルバムの写真撮影、そしてさよならミーティング。久しぶりに十五期生全員が揃って、これまた楽しいひと時であった。束の間の写真撮影を終えた後、教室にてさよならミーティング。十五期生から新たな部旗が贈られて感慨ひとしおである。
一人ずつ、心を込めてメッセージを語ってくれる時間は、本当に貴重で愛おしい時間だった。それぞれのコメントには1年次や2年次の苦労を思い出させるエピソード、3年生になってからの充実ぶり、そして後輩や私へのメッセージ(クレーム?笑)など多岐に及んだ。みんなの個性的なエピソードに笑いあり涙ありの時間はあっという間に流れていった。話すことがたくさんあるということは、それだけ高校女子サッカー生活が充実していた証拠なのだ。きっとまだまだ話し足りないこともあるだろう。また在学中に部活に顔を出しに来てもらいたいし、卒業してからもぜひ後輩の応援に来てもらって、いろいろな話を聞かせてほしい。
19日、県高校リーグ。vsカピタニオ。なんだか最近カピタとのゲームが多いのは気のせいだろうか笑。会場は無理を言って春日井商業をお借りすることに。本当にありがとうございました。お互いに3年生が数人ずつ出場するメンバー構成。前半から決定機を生み出したが、この日の主役はカピタ守備陣に譲ってしまった。とにかく〝これは決まった!〟と思った次の瞬間、見事な死守に阻まれてしまった。後半には決定機に決められて、結局0−3の敗戦。内容はほぼ互角の流れだっただけに結果だけが少し残念ではあった。
24日、クリスマスイブには旭丘高校と練習試合。安城多目的に来ていただき、互いに良いチャレンジが出来た1日になったと思う。実は他チームにも打診していたが様々な学校事情等で集まれず。残念無念。しかしこういう世の中だから、何事もなかなか計画通りにはいかない…。ゲーム内容としてはシュートシーンの創出だけでなく、突破のアイデアやコンビネーションについて、いろいろと考えるヒントが多かった。
25日、県高校リーグ最終節として至学館と対戦。そして昼にはカピタニオも合流し、三つ巴で練習試合を実施(なんだかカピタとのゲームが多いのは気のせい?…笑)。
リーグ戦は現役+3年生4名が出場。1年2年の奮闘にも成長を感じることが増えてきたが、この試合のカギはやはり3年生が上質なプレーを披露してくれたことに尽きると思う。それは得点シーンに代表されるがもちろんそれだけではない。球際の攻防然り、ゲームテンポの作り方然り、あらゆる場面で現役にとって学びの多い1日であったと思う。結果は3−1で勝利(得点者はほのか2、栞奈)。
28日は年内の活動最終日。瀬戸に出向き、カピタニオと引退記念試合。多田先生のお誘いで初めて実現した記念すべき1日。カピタとのゲームが多いのは気のせいではなかった!!
思い出多い2チームの対戦はやはりオフィシャルのユニフォームで。主審は多田さん笑。1本目は両チーム3年生同士の対戦。ボールが足元に入ると真剣味が溢れたが、しかしそれ以上に嬌声の飛び交う楽しいゲームとなった。2本目は現役同士の対戦。見応えある攻守の連続は、互いのチームの去りゆく先輩たちへのエールになったに違いない。
3本目と4本目はカピタニオ&アンガクの3年生合同チームvs現役合同チームによるドリームマッチ。4本目には両校の秘密兵器も出場し老体に鞭を打った笑。

もう間も無く、2020年が幕を閉じる。
振り返れば公式戦だけでも新人戦の優勝、コロナによる総体の中止、夏大会の準優勝。そして高校選手権で県二位に終わるも3年ぶりの東海地区に出場するに至った。日常で考えれば数限りなくたくさんの出来事について部員とともに過ごしてきたと思う。上手くいったことと上手くいかなかったことは恐らく半々ぐらい…ちょっとだけ上手く行ったことの方が多いかな笑。
まだ残り三ヶ月ある今年度を保護者や学校関係者、部員の友人など多くの応援を背にやり切っていこうと思う。

(よし、なんとか年内UP、間に合った。)
では皆さん、良いお年を。

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