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顧問の独り言 2020年7月号

「雨にも負けず。」ーPNFC、TRMー

記録的な降水量と連日の雨天に振り回された(おかげでちょっぴり涼しくもあった)7月を振り返ろう。

予定していた練習試合が雨で流れた翌日、12日には久しぶりのPNFC講習。なんと今年度初めての実施。いわゆるズンバに関しては質量ともに積み重ねの中でそれなりに充実してきたこともあり、講習内容も変化してきた。もちろん音楽に合わせたステップトレーニングはこれまで通りチームで毎日行なっていくのだが、更なる身体的成長を目指すことを考えると、やはりポジティブに捉えるべき変化だと思う。一朝一夕で手に入るものでは無いからこそ、次なる深化をチームとしても個々としても求めていきたい。

翌週の保護者会期間は、私が3年ぶりの担任業務(3年間生活指導だったので保護者会期間はあまり…でした笑)ということもあり全くトレーニングをみることができなかった。しかしメニューに取り組む中で1日1日の課題や修正点、あるいは改善できたことをキャプテンやマネージャーが逐一報告メールをしてくれた。そこに居られないもどかしさを少々感じつつも、落ち着いた客観評価と主観評価が私に対してエネルギーを送ってくれるようでもあった。おかげで保護者会も無事終了。めでたしめでたし。

18日は名古屋経済大にお邪魔し、名経大、そしてラブリッジ名古屋スターチスと対戦。昨年度U15全国準優勝を遂げたスターチス率いる江後さんの指導を受けていたアンガク部員は5名。成長した姿を少しでもお見せできていればと思う。計5本のゲーム内容としてはフィットするまで多くの苦労もしたが徐々に戦える場面を増やすことができたと思う。名経大による質の高い試行錯誤とチャレンジの連続には息をつく間も無かったし、スターチスには個の能力の高さとU15とは思えないほどの連動性をみせられ、学ぶところが多々あった。
手前味噌だがアンガクの奮闘にも触れなければ。良い戦いぶりをみせたのはTOPメンバーだけでは無い。まだまだこれからの成長を期待するSECOND主体で組んだゲームも非常に根気よくプレーし、私に対してもTOPメンバーに対しても大きなアピールが出来ていた。試合後には名経大ミカベさんから「アンガクいいっすねー結構仕上がってきたんじゃないですか〜」と自粛明けとは思えないほどの真っ黒い顔から白い歯をニッと覗かせてお褒めの言葉をいただいた。よかったよかった笑。

19日は愛知東邦大学で東邦大と対戦。2日連続でビッグネームとの対戦。とにかくチャレンジすることで自分たちの未熟な部分を曝け出そうと考えてのマッチメイクであった。率いる米澤さんいわく再開後さほど時間が経過しておらず、まだまだ動きはじめというものの、そのプレーぶりはあらゆる面で刺激になるものばかり。アンガクOGの2人だけでなくカピタOGのプレーぶりも素晴らしく、県内出身者の成長ぶりに、愛知県にいてもしっかり成長するチャンスはあるのだなと再認識。試合内容としてはどうしてもリアクションにエネルギーを注がなくてはならない場面が多くなり、そういった局面からいかに攻撃に転じるかと思考する契機になったと思う。前日の名経大を含めて、やはり大学勢との実戦は取り立てて学ぶところが多い。ぜひ再戦をしてもらうべくまた研鑽を重ねなければ。

23日には久しぶりの豊田レディースU15と、久しぶりの川端グランドで。豊田Lは若干名の高校生が混じるメンバーだったが、史朗さんの丁寧な指導を受け原理原則はもちろん、さらに実戦的なプレーを志向する場面が多々あり、本当に良い練習になった。アンガクとしては先週までの試合内容を踏まえてシュートシーンを増やしたいと考えており、前日にシュートトレーニングを増やした。その成果としてフィニッシュのイメージを強くすることに繋がったようにも思う。いろいろなパターンで崩す意図も表現でき、ダイナミックなシュートの場面では河川敷に訪れた観客?からにわかに歓声も聞こえてきた。

今日は30日。最下旬に入り、やっと天候も落ち着きつつある。グランドでトレーニング出来る回数も増えてきた。8月になれば県高校女子サッカー大会での出番もくる。
暑さも一気に本番を迎えそうだが何も変わることはない。
今まで通り、ひとつずつ積み上げていこう。

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