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顧問の独り言 2020年5月号

「励まし、励まされ。」ー休校期間ー

今日は5月26日。国が発出した緊急事態宣言が、昨日付で全国的に解除された。安堵の声と一抹の不安が未だ同居する日々。とはいえ、なんとなく前に進んでいるような気持ちになること自体、世の中のわずかな好転を体感出来ているのかなとも思う。
医療の最前線で働く皆さんを筆頭に、様々な苦労をしつつも持ち堪えた人が大勢いるからこそ、今がある。「サッカーをやりたい」と声に出して言える環境にまで変化してきたことに、心から感謝。

3月1日から始めた部公式インスタグラムを4月8日から再開した。部員の自主トレ報告メールをインスタにアップし、雑談も含め日常の悲喜こもごもを共有すべく活用しているのだが、気がつけば昨日25日の時点で投稿数も370通を超えた。ひとつの画像や動画にだいたい3人から5人くらいの報告を載せているので、メール数にして合計1500から2000通程度か。毎日、一人ひとりにメールの返信をするのが、今の私にとっては部活動である(のんびりやってしまい、2時間掛かることもあるが…)。時にはメール返信の途中で寝落ちしてしまうこともあるが、それはそれで私にとっては楽しい時間である。

自主トレ内容は個々で様々。
リフティング一つとってもフリースタイルに精を出す者もいれば、ルーティン的にインサイドやアウトサイドを回数決めて(あるいは時間を決めて)取り組む者もいる。高校からサッカーにチャレンジし始めた部員は自己最高を更新するべく日々葛藤していて、その報告には目を細めるばかりだ。
ラン的フィジカルも充実。3キロ4キロは当たり前のようになってきた。中には10キロを越えたりわざわざ岩倉から名古屋まで走ったり、トレイルランニング的に山の中を駆けずり回ったり。番外編としてはコンビニ15軒見つけるまで帰れま10(笑)や豊田市藤岡から自転車で安城まできてその自転車が壊れたり。ここまでくるとトレというより修行である。また最近では坂道ダッシュがトレンド入りの様相。
フィジカルといえば体幹、とでも言わんばかりに鍛え上げ、シックスパックを目指す者もいる(本当かどうかは定かではない)。youtubeには多くのコーディネーションが取り上げられていて活用は無限大。JFAから配信された動画も有意義なものだった。そういった情報を利用した自主トレに励む姿は、いわば日常である。
壁があるかないかで部員を悩ませたのは公園だ。壁があるだけでパスができる、コントロールができる。でも競争率は高くて残念ながら使えないことも多かったようだ。しかし壁があるだけまだマシかもしれない。何人かは壁というよりわずかな段差に向かって跳ね返りを求めていて…その写真を見ていると、なんだか切ない気持ちになった。
意外な出会いもあった模様。近所の男子小学生にマジマジとみられて「…上手いですね」と上から目線で謎の評価を下されたり、連日のように小学生とミニゲームに興じたり。もう完全に猿山のボス状態であろう。他にも、中学時代や小学校時代のチームメートと久々のプレーを楽しんだり、近所の大学生のお兄ちゃんとステキな(かどうかはわからないが)関わりがあったり。

率直に言って、全般的に挫けず、よく頑張ってきたなぁと思う。
今回の自粛期間は3月上旬の前回と異なり、私から細かなメニューの提示をしていない。にもかかわらず(特に1年生だが上級生も含めて)取り組みや報告の甘さについて何度か指摘もした(なんと身勝手な顧問だ)。理由は簡単。報告メールを読んでいると、いろいろなことが伝わってくるのだ。あいまいな報告に終始すると(結局具体的な材料がないため)振り返った時に何も残っていないような錯覚に陥ってしまう。だから報告は丁寧にしなさい、と。あるいは、できていると過信して、間違ったままの認識で進めてはならない、と。だが、そこから反転した部員も多数。自分の取り組みを動画に撮り、先輩にアドバイスを求めたり、自主トレメニューのアイデアを相談したり。メニューに対する自身の課題と工夫を明確にする者も増え、それをみてまた他の部員が自分の練習に落とし込む。チームで空間を共有した取り組みができない時でも、工夫次第で周囲との繋がりや相互評価に結びつく動きはできるのだと私自身が刺激を受け、励まされた。

6月1日から学校再開が決まった。そして部活動も再開決定。
まだいくつか制約ある中だが、それでも前進しているのは間違いない。
まだまだ安心はできないが、それでも顔を合わせられる喜びを感じながら。
毎日を大切に生きていこう。

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