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顧問の独り言 2019年11月号

『アレンジ、可動域。』ー TR、さよならM、そしてTRM 

東海を逃すと11月は練習試合を組むしかない。こういう11月に、慣れたくない。
2日、新チームの1stゲーム。急遽のお願いを旭丘 水谷先生が快諾してくださり実現。お世話になったのは旭丘高校、そしてO-60シニア。なかなか点数が取れなかったのは旭丘の奮闘と、新チームあるあるで、あるある。とはいえ一歩目を踏み出すこと自体に意義がある(はず)。それにしてもO60シニアの皆さんは足に覚えのある方ばかりで…。球際における体の使い方とタイミング良いコミュニケーションは特に参考になることばかり。落下点の確保でもやられたシーンが多かったのは本当に勉強になった。
3日はフェルボール、そして瀬戸フィオ。上手くいくこと、上手くいかないこと、両方が混在した1日。それでも1日前に比べれば質の高い時間帯が増えてきた様子。この日のキーワードは間違いなく「前を向けるなら前を向け」。この一言で劇的ビフォーアフターであった。誰のことかは内緒である(ヒロナー内緒にしといたよー)。
なお、この日は早い試合終了時刻であったため多治見市の「モザイクタイルミュージアム(高校生団体無料!)」という映えポイントに遠足。キャッキャ言いながらタイルの美しさに〝あーこんなモザイクみたいに綺麗なパス回し出来るようになりたいなぁ〟と思ったアンガク一同であった(ちなみに私はカンテラで休憩していたのでモザイクを観ていないしそんなセリフ聞いてもいない。大切なのは想像力である笑)。

毎日のTR。ベースは変えず、少しずつ色を変えるような作業。スピードを上げたり下げたり、考えながらプレーする〝楽しさ〟と〝もどかしさ〟を共存させたり。新チームだからといって今年の冬は特にスクラップ&ビルド、というつもりは無い。ここまで努力して積み上げた部分は尊重したい。しかしマンネリ化するのは決して好ましくない。上手くいってる風に見せかけて、まるで金属疲労のように突然機能しなくなるのは絶対に嫌だ。だからアレンジを加える。個の質的向上をもっと求める。チームとしての可動域を広げる。うーん、まさにビフォーアフター。

良く言えば挑戦的な、実際には新チームとして試行錯誤の日々を進めていく中、15日にさよならミーティング。8人それぞれが後輩に向け、仲間に向けて思い思いのメッセージを伝えてくれた。それは嬉しいことに私に対しても同様である。その中でも誰が言ったかは内緒だが「先生がずっと怖くて怖くて…でも3年生になったら全然怖くなくなったwww!」というのは、私が変わったのではなく十四期生諸君、君たちが人間的に成長したからだ。自ら距離を置き、関わりそのものに消極的であれば何事も前に進まない。仲間と切磋琢磨しながら自分(たち)がどうありたいのか自問自答し結果的にポジティブな思考ができるようになると〝そのこと〟に気づく。時に向き合い、時に同じ目標を目指して進む同士であることに(アイナー内緒にしといたよー)。リンを筆頭に最後まで頑張り抜いた十四期生の思いに報いるためにも新チーム、頑張らねば。

翌日16日は一路岐阜へ。車内は応援歌作りに勤しむ様子。東海大会の視察、という名のカピタニオ応援ツアーである。メガホンを手に、替え歌をアーデモナイコーデモナイと作る様は笑顔も絶えずなかなか良いものであった。会場に着くやいなやウォーミングアップ中のカピタに向けて大声を出して応援開始。アップが一瞬ビクッ!と止まったように見えたのは内緒である笑。途中ひどい雨に降られながらも躍動するロッソネロの援軍すべくやり切った。その甲斐あってか翌日にカピタは全国の切符を獲得。やったぜカピタ!
「来年は、俺たちだ。」

17日にはPNFC講習。ステトレの整備、体幹への刺激、ストレッチングの修正とアイデア。何事にもポジティブに取り組む新チーム。これまで同様、体づくりの根っこの部分も大切に、飛躍を期するアンガクであった。
23日、ラブリッジ名古屋ユースと練習試合。いつも声を掛けてくださる坂野さん江後さんとしばし談笑。U15県トレメンバーが抜けていると言いつつ、期待通りに相当手強い。あっけない失点をした1本目だった。2本目からチームとして新たな挑戦にもトライ。これこそアレンジであり、可動域。なかなか興味深い試行錯誤があり、今後の試金石になるような1日だったようにも思う。

12月も、頑張ります!

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