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顧問の独り言 2013年8月号Part2

県選手権、3回戦。

最近、くじ運が普通になってきた。誤解の無いように。決して良いワケではない。あくまでも普通である。振り返れば“カピタのバーター”と言われ続けた去年や一昨年。高体連主催大会において、予選リーグで常に1敗を覚悟せねばならない抽選結果に、ついには部員から悪気なく「またっスか~(呆…笑)」と言われ続けた(確認のために書いておくが部員の性格はすこぶる良い。悪いのは顧問の右手もしくは左手である)。しかし2年前から参加している県選手権は一度も同じ相手と対戦することなく、多くの経験を積むチャンスを頂いている。2年前はセレージャ(2回戦で聖カピタニオに敗れて敗退)。去年はアオミFCと瀬戸フィオレンティーナ(準々決勝で至学館大学に敗れて敗退)。そして今年は刈谷マドレー、FCゴールQuest(3回戦で愛知東邦大学に敗れて敗退)。つまり3大会でカピタ以外は全て他カテゴリーかつ公式戦初顔合わせという、なかなか素晴らしい高確率。そんな県選手権通算8試合目となった愛知東邦大学との試合を振り返ってみよう。

8月25日第4試合、場所は豊田市の柳川瀬サッカー場。素晴らしい人工芝ピッチ。
…のはずが、この夏一番の大雨に祟られてしまった。人工芝ピッチに大きな水溜りを見るのは久しぶりである(去年の高校選手権東海大会でカピタと旭丘を応援しに静岡まで行ったとき以来だ)。

キックオフ直前、国体メンバー8名を擁する東邦大のメンバー表に目をやる。…スタートからピッチにベストを並べる布陣に東邦大の本気度を感じた。一瞬迷ったがキックオフ時点ではそれを伝えなかった。ここまで戦ってきたのだから、そんなことは肌で感じて判断していけば良い。そう考えた私の気持ちを知ってか知らずか、開始直後からかなり気持ちのこもったプレーを展開。若干、相手をリスペクトし過ぎた感もあるが、とにかく失点しなければ…の思いが伝わるプレーぶりだった。しかしあっけなく壁は破られた。開始5分、ファーストシュートでネットを揺らされてしまう。前半被シュート5本で3失点。シュートを打たせない意識と連動はある程度出来たが瞬間的にまずい守備をするとことごとく決定機に繋がれてしまった。
後半も立ち上がり2分、自陣ゴール前のファーストプレー。CKから重心を崩した中でのヘディング。これが見事にゴール隅に吸い込まれてしまう。流れを呼び込めない時は、こういうものかもしれない。それにしても…見事な決定力…後半の被シュート数も6本ながら失点は3。結局、0-6の一方的なスコアで3回目の県チャレンジは幕を閉じた。試合終了の瞬間、正直言うとこれが素人集団の限界なのかな…とやり切れない気持ちになってしまった。しかし小降りになったピッチ上では6失点の大敗を喫してなお堂々とし、仲間と握手して健闘をたたえ合うアンガクの姿が。その輪の中心ではキャプテンふたかなが全く下を向こうとしない。そうか…この夏、つけた力は一つの敗戦で失うほどヤワなものではないんだな…言葉は交わさなくても姿勢で伝わる…。また部員に教わってしまった。
見事な戦いで3回戦進出。これも立派な足跡だ。前を向いていこう。

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