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顧問の独り言 2018年8月号Part1

『挑戦することこそアンガクのDNA。』ー 水戸女子ユースサッカーフェスティバル 

7月28日と29日に予定されていたLigaStudent東海北信越のvs静岡産業大学とvs至学館高校の2試合とも台風12号の影響で延期。異常気象に泣かされる今夏である。
8月1日には同じくLiga第2節としてvs中京大学。ピッチには数人の知った顔もある。ある選手に様子を聞くと中京大女子サッカー部が非常に居心地良いんですと高校時代にも増して良い笑顔を見せてくれた。”愛知県で女子サッカー選手を育てる”という視点で言うと、卒業した(他校を含めた)部員の成長を目にするのは本当に楽しく嬉しいものだ。とはいえ試合は試合。相手は大学生とはいえ当然勝ちにいった。スコアは前半0-1、後半2-1の計2-2でドロー。先制点を食らうことにも後半見事に追いつくことにも、もはや驚かなくなってきた(のは自虐的ジョークであり自分自身への皮肉である)。決定的シュート数はアンガクの方がかなり多かったが普段狙っても当てられないバーやポストに当てたり、はたまたキーパーの正面を突いたり…と珍しく決定機に泣いた。なお、2得点はリオのCKからユイ、そして規格外のスケールを魅せたホノカ。

アンガクは夏の取り組みとして毎年大切にしていることがいくつかある。その中でも村田女子(東京)との対戦は全国トップレベルという尺度で自分たちの立ち位置を知る重要なものであり、県内県外問わず他校から純粋に羨望の的となるマッチメイクである。始まりは創部から数年後の富士川緑地だった。当時の素人集団が雲の上の存在に対し最後まで諦めずにプレーし続けたことが今のつながりの原点である。その後、東京村田のグランドを存分に使わせていただいたり短大校舎で合宿をさせていただいたり。また、矢代先生を通じて初めて関わらせて頂いた先生方も非常に多い。ここ数年は夏と春に石川県で対戦することが増えていたのだが今夏は諸事情で上手くいかず、途方に暮れていた。そんな時に直接、矢代先生から誘われたのが水戸女子ユースサッカーフェスティバルである。今年が7回目となるこの大会は常盤大高(茨城)の大沼先生が相当量の雑務を請け負って運営されている。ちなみに今回の参加は3日間で22高校+1クラブ。試合会場はのべ6つ。参加校のエリアは茨城、群馬、栃木、埼玉、東京、神奈川、そして愛知(歴代で最も遠方からの参加だそう)。マッチメイクだけでも気が遠くなりそうだ。本当に頭が下がる(ちなみに大沼先生と私は同い年であることが判明。その事務処理能力の高さと懐の深さに嫉妬が隠せない)。

8/4を移動日とし、翌5日から試合開始。
初日の対戦カードは関東学園(群馬)、本庄第一(埼玉)、FC VIDA(東京)。30分5本。TOPメンバーとSECONDメンバーそれぞれが奮闘し実り多い初日であった。特筆すべきは本庄第一のTOPチームとがっつり取り組めたことか。ピッチ内外で規律ある姿勢で挨拶も爽やかな関東学園、村田魂の妹分であるVIDAとも好内容だった。

6日は東京成徳、村田女子AのMIX、FC VIDA、日立第二(茨城)。30分7本。vs村田AはTOPで戦い、他は前半をTOP、後半をSECONDで戦った。この日の村田戦では良いところをあまり表現できなかった。ポテンシャルの高さに圧倒された場面が多く、悔いの残る状況判断もあった。

基本的なことをやりきれないシーンも頻出し力の差以上の内容に。しかし逆に言えばそのような局面を作り出してしまう村田女子Aの力量が凄いのかも知れない。終了後、私の心中を察してか矢代先生から翌日のAはTOPofTOPで行くと宣言された。もっと喰らい付いて来いという、これ以上ない刺激的なメッセージ。呼応しなければ。
7日は村田女子B、水戸第三(茨城)、村田女子AのTOP。30分6本。
午前中に行われた村田Bとの一戦、TOPが出場した前半は1-1。後半からSECONDに総入れ替え。今回の茨城遠征において私の大きな喜びの一つがTOP入りを目指すSECONDの成長であり、その象徴的な経験がこの試合だったと思う。攻守全てにおいて劣勢になるかと思われた30分だが後半のスコアは0-1。数多くのピンチを全員で切り抜け、1本でも多くシュートを打とうと奮闘し続けた。傍で応援観戦するTOPも相当な刺激を受けたよう。安城に帰った後の紅白戦がすでに楽しみだ。
午後にはメインイベント、アンガクTOPvs村田女子AのTOP。前半0-0、後半0-3。勝負で言えば…前半早々の得点機をポストに当てたり、後半ラストプレーで失点を喫したところが点差に出てしまった。内容的には前日からかなり修正出来た個の部分が大きく、1対1における攻守で怯まずに戦えたことがチーム内で互いに勇気を与えたのだとも思う。互角とも言える前半の善戦が素晴らしかっただけに後半に入って徐々に引き離された事実が悔しい。試合後、主力の3年生が悔し涙を必死でこらえていたのは”自分もチームももっと戦える”という実感があるからだ。
試合後、矢代先生から「TOP同士の定期戦、またやろうな」と改めて声を掛けていただいた。定期戦だなんて…本当に本当にありがたい。目指すべきものがあるという幸せを糧に私も頑張ろう。

試合後、1本の電話。翌日8日に対戦予定していた星槎国際湘南(神奈川)の柄沢先生。聞くと台風13号の影響でグランド確保が不可能になってしまったとのこと。少し予想はしていたが現実になると無念さが先に立つ。またの機会で是非とお願いをして電話を切った。

さて、この日は左SBリオの誕生日。宿舎のオリンピック記念総合センターに到着したのは首都高渋滞もあって午後8時頃。時間的にもケーキを用意するのは難しいかな…と思いつつ宿舎フロントのお兄さんに相談すると「近くにオシャレなカフェがあって、そこなら何かあるかも」と素晴らしいアドバイス。即座に電話で事情(愛知から来てー…部員が誕生日でー…)を伝えるとそういうことならケーキはないけどパンケーキなら今から焼ける(!!)とのこと。急遽、メニューには無いパンケーキ持ち帰り(美味しそうなフルーツトッピング付き)を3種類もご用意いただいた。汗をかきかき独りで受け取りに行ったのだが、やはりお洒落なお店にはお洒落なお客さんばかりで…ハーパン&Tシャツの私はあまりに場違い(笑)。とはいえ店員さんの優しい対応で救われたのである。というわけであまりにも対応が有難かったのでanea cafeを宣伝しておく。関東遠征の際は是非!

この茨城遠征を通じて、個もチームも再び挑戦する姿勢を取り戻したように感じる。そのことが最大の意義である。
数日の盆オフを終えるとすぐに大阪遠征、そして県内での戦いが始まる。

更なるレベルアップを目指して、残りの夏も走り続ける。

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