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顧問の独り言 2013年3月号

今日は3月31日。曇り時々雨。

修学旅行で2年生不在のトレーニング。中学校卒業式を終えた新1年生の合流。いくつかの練習試合。そして今、目の前では恒例の伝統行事“リフティング記録会”を実施中。朝は18人いた部員が残すところ、あと6人。目標達成に向けて、ただひたすら、ボールと向き合う。

2年生5人の修学旅行先は沖縄に4人で北海道1人。魚介類ナマモノがダメな1人が北海道選択という何とも不思議な行先だったが、どうやらどちらも楽しさ満点の修学旅行だったようだ。毎晩、2年生からその日の出来事を綴ったメールをもらい、特に民泊先での心温まる対応にずいぶんと感謝感動したことがその文面から伝わってきた。安城に戻ってきて数日はコンディションも若干優れなかったようだが、それも旅先が充実していたことの裏返しなのかな、と思う。

今月は一か月を3つのクールに分けて考え実践してみようと、月初めに話をした。最初のクールは“パス→コントロールのあとのプレー”にクローズアップ。キーワードは“角度を変える”。連日新しいメニューに取り組んでトライ&エラーを繰り返した。2つ目のクールは2年生が修学旅行で不在の中、新1年生数人の練習参加とともにどれだけ現1年生が向上心を持って取り組めるか、思考と行動の一致を求めた。そして最後のクールは実戦(TM)。4月下旬から始まる総体予選に向け、どういう内容を展開できるかチェックすることにした。
TMでは主に3つのシステムを試し、中盤を始めとして全体的な再構築を図るメンバー構成で実戦経験を積むことが出来た。色々な意味で第1クール、第2クールから積み重ねたものが表現できたのではないだろうか。3月20日の実戦初日にはどことなく不安げな表情が多いと感じたが、のべゲーム数19本目になった30日には主力が出場しなくても挑戦心が力強く宿る表情になっていたことが心強い。

さて、今日31日は8期生から9期生に役職のバトンを渡す日。
8代目主将の加奈と副将の真奈未、結女から。
9代目主将になった佳奈と副将の歩美、千陽へ。
明日から365日、9期生が安城学園高校女子サッカー部を担うことになる。存在感が一気に増してきた8期生つまり新3年生とともにチームを引っ張っていく存在になっていってほしいと思う。
どこまで強くなれるかわからないが、強いチームになりたい気持ちは紛れもなくチームに充満している。そんな空気をつくる部員1人ひとりと関わっていくことに、改めて喜びを感じている。

午後4時を回った。残すは3人。自分で立てた目標に向かってボールと向き合う。そしてそれは時間の経過とともに、自分自身の心と向き合う作業に変わっていく。目標に向かって努力する時間に、優劣は存在しない。達成して喜びを爆発させ、失敗して涙が我慢できない。ともに素晴らしい時間の使い方だと、顧問も学ぶ一日。

  •   昨日までの自己最高      今日の記録

かな     130回         253回       目標達成
はるな    352回         751回       目標達成
ふたかな   705回      1834回、もも106回  目標達成
ちはる    460回         1101回      目標達成
あゆみ 4000回、セット33回 3783回、セット100回 目標達成
きゃら    550回         1102回      目標達成
あだま     91回         313回       目標達成
なつみ    107回         161回     自己最高達成
さおり     15回          21回     自己最高達成

目標設定は自己申告に基づく。目安は例年、自己最高の2倍~3倍。
セットはインステップ→ヘッド→もも、で1セット。
怪我症状ある部員は後日実施。
新1年生の参加もあり。昼までの限定参加。

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