WEBをマイナーチェンジしようとイジり始めてなかなか進まない今日この頃。
思いつくまま久しぶりに〝独り言〟着手。
閑話休題。
6月7日、第79回全国高等学校総合体育大会女子サッカー競技 愛知県大会、が終了。大会最終日までプレーできる喜びは素直に感じつつ、「準決勝で敗北したのに気持ちを奮い立たせてもう1試合やらなければならない」というメンタリティの苦境に立たされた1週間を中心に、しかしそれ以外のエピソードにも思いつくまま、振り返る。
久しぶりのシード校として参加した抽選会。2025年2月の新人戦で、わずか部員10人ながら県4強入り達成を今でも誇りに思う。なにせこの人数で、なおかつ未経験者を含むこのメンバーでベスト8に臨み、さらにシード校をひとつ倒したのだ。準々決勝終了間際、ウミのパスがナミに渡り、そのスルーパスを決め切ったオガが試合中にも関わらず堪えきれなかった嬉し涙が今もはっきりと目に浮かぶ。あの歓喜が今に繋がっている。
5月24日、エントリー初戦となった準々決は時習館と。粘り強さが信条なのは名門公立高校あるあるだが、今の時習館はそれに加えて素晴らしき経験者が複数名いる。またゴールキーパーの身体能力の高さも目を見張るものがあった。なにより、有力視されていた愛知啓成をPK戦で退けて堂々の8強進出なのだ。四強を目指す鈴木先生の鼻息が荒くなるのも至極当然。
前半開始早々から安城学園が押し気味に展開。何度も得点機に外しながらも14分にサイドから展開されたボールにオガが飛び込んで先制。だがその後は決めきれずわずか1得点で前半を終えた。ストレスを感じるハーフタイムだったが自分達のストロングを生かしなさい、と。その一言で目が覚めたのか、後半はなんと6得点のゴールラッシュ。後半開始直後となる38分にイチカが仕留めると39分と56分にオガが決めてハットトリック達成。さらに59分にはオガ自身4点目。負けじと63分にイチカ、そして65分は1年生のマサが仕上げの一発。直後に攣ったのはご愛嬌か。7−0、4強進出。
5月31日準決勝。同朋との一戦。そこに至る1週間、やはり3年生や主力の取り組みはポジティブでアグレッシブ。先週からスタートを1人変更し、選手層の拡大と新たなモチベーション発掘を試みた。大会期間中にはスタメンをイジることはあまりしない私だが、それが出来るのも1年生の成長あるがゆえ。結果、スタートの11人は当然のように期待通りのプレーぶり。
キックオフから上々の滑り出しだった安城学園。ただ、個のポテンシャルと最高学年が居並ぶ同朋メンバーは力強い。なんとか中盤の攻防で抵抗するもシュートを浴びるシーンが増加。決死の思いで凌ぐも28分のCKで混戦から押し込まれて失点。前半を0−1で折り返した。後半に入ってもやはり最初は悪くない。ただ得点には至らず。すると終盤の64分、食いついたところで逆にスペースを与えてミドル被弾。0−2。最後まで抗戦するも決定的なシーンをほとんど生み出せず、敗戦が決まった。
6月7日、決勝と三決。イチカの出身クラブでもあるラランジャの人工芝グラウンドが初めて公式戦の会場となった。無論訪れるのも初めて。洒落たクラブハウスとまだ千切れていない人工芝、手入れの行き届いた小綺麗なトイレ…なんだこれは!素晴らしすぎる!!学校の施設も頑張らないといかん。
決勝は後半残り10分くらいのところでカピタニオが決勝点。同朋も食らいつくが1−0で決した。カピタが優勝。まずは東海を決めた。おめでとう多田さん。つええなあコンニャロメ笑。
少し短めのアップ時間を経て、安城学園vs豊川。先週と同じく立ち上がりに大きなチャンス。だが打ち切れない…。凌がれた後にピンチ到来。13分、ケアしていたはずの距離で被弾。0−1。さらに34分にセットプレー。競ることが出来ずフリーにしてしまえばやはり決める力がある豊川は見逃してくれない。0−2。
後半はそれでも持ち直した場面が増加。最終ラインからユミの攻撃参加、リコの大きな展開、ナミの突破に期待が膨らんだ。そして何よりも両サイドの突破に準決勝よりもチャレンジできたことが大きかった。かなり改善が進んだ突破は、しかしフィニッシュまでは至らず。そして62分、再びミドルレンジ。厳しい場面で好セーブで力を発揮したGKカナも大いに悔やんだシーン。トータル0−3で試合終了。第3位の表彰状は頂いたが、もちろん実質4位。
1年生には逞しい成長を期待し、3年生の期待値を越える努力を信じ、そして2年生の自覚を楽しみにする。
そんな毎日が、またすぐに始まる。