9月に入っても暑い。とはいえ、明らかにあの地獄のような灼熱とは一線を画す空気を纏う、今日この頃。
8月遠征を振り返る。
夏休みの最終盤、練りに練った遠征をスタートさせた。初日にお邪魔したのは藤枝順心高校(静岡)。わざわざ静岡と書くことを躊躇うほどに全国が知る超強豪。監督の中村先生とはリーガスチューデントの会議などで少し言葉を交わす程度でしかなかったが、今回お願いすると快諾してくれた。お邪魔するのは確か5年ぶりくらい。あの15期を引き連れて行ったことを思い出す(※現在は20期〜22期)。
遠方でのゲームだとギャラリーは居ないのが常なのだがこの日は主将の祖母や副顧問の親戚が労を労いに来てくれた。驚きと共に大感謝。
さて、ゲーム。その後の移動の都合もあるため30分前後半のみの1試合。トップメンバーはどうやら不在。しかしそうでなくとも才能溢れるのが順心なのだ。10分もすると守勢に追われる場面ばかりが目立つ。対戦相手が素晴らしくても食らいついて意地を見せるところに自チームの誇りを感じることが多い。だがこのゲームでは、わずかな綻びを連続させ、プレーも心もやり切れない試合になってしまった。絵に描いたような不完全燃焼。マッチメイクの有り難さや遠征初日という要素も手伝って不出来な内容に腹が立ち、寂しくも感じた。だがなにより、そんなチーム